こんにちは。校長の龍です。
本年度から、1〜6年生までの全学年で国語・算数を中心に教科担任制にて授業を行なっています。
3年生の算数は、担任の先生ではなく算数科の先生が担当しています。
この日の授業では「同じ数を10個集めると?」というテーマで行われていました。
子どもたちは2年生までに「一万」までの数を学習しています。
具体的なものを数える活動を通して、十進数の仕組みや位取りなどの基礎的なことを学習してきました。
3年生ではその上に立って、数の範囲を「億」まで広げて学習を行います。
子どもたちは、暮らしの中で、すでにお金の単位として「万」を使用していますが、それ以上の大きさの数はあまり馴染みがなく、その上、具体的に数える活動は難しくなり、抽象的な思考が必要となります。
先生が2年生のときに学習した十進法の概念を確認しながら、自然と大きな位の学習へ移行されていました。
子どもたちも積極的に手をあげて発表し、その特徴を掴むことができたようです。