2025年12月3日水曜日

(3年生理科)AIも活用!?光れ、豆電球!💡✨

こんにちは。校長の龍です。

今日は3年生の理科の授業の様子をご紹介します。


テーマは「電気回路の実験」。

子どもたちが目を輝かせて取り組む姿が見られましたので、その様子をご紹介します。


授業の冒頭、まずは前の時間の振り返りからスタートです。

前回は、乾電池と豆電球をつないで、明かりがつく回路の仕組みについて学びました。

ここで先生が用意したのは、なんと最新のAIツール「NotebookLM」を使って作成した短い動画です。

子どもたちが前回の授業の終わりに書いた「1時間のまとめ」をもとに、先生がAIを使って振り返り動画を作成されたそうです。


動画が流れると、教室は静まり返り、子どもたちの目は真剣そのもの。

「あ、これ僕が書いたことだ」「なるほど、そういうことだったのか」と、自分の言葉が反映されていることにうなずきながら、しっかりと前時の学びを思い出していました。

ICTを活用することで、自分たちの学びが形になる喜びを感じているようでした。




さて、いよいよ本時のメインテーマへ。

「豆電球の中の、見えない部分はどうなっているんだろう?」

今日はここを一歩踏み込んで考えます。

まずは豆電球の中の回路の仕組みを予想し、ロイロノートを使って先生に提出。


そして、その予想を確かめるために、「ソケットなし」で豆電球を光らせる実験に挑戦です!

これが意外と難しいのです。

「あれ?つかないなぁ」

「ちがうな〜、こっちかな?」

「先生!つきません!」



教室のあちこちから、困惑と興奮の入り混じった声が聞こえてきます。

でも、ここからが敬愛の児童のすごいところ。

「ここにつなぐといいんじゃない?」と友達と話し合ったり、乾電池の当てる場所を微妙に変えてみたりと、諦めずに試行錯誤を繰り返します。

そして……

「あ!ついた!!」

「光ったー!」

無事に豆電球が点灯した瞬間、子どもたちは大喜び!

パッと顔が明るくなるその瞬間は、見ていて本当に嬉しいものです。



最後は、なぜ光ったのか、その理由をiPad上の回路図に書き込んで先生に提出。

「失敗しても、考えて、試して、解決する」

そんな探究心の芽が、またひとつ大きく育った1時間でした。




デジタルとアナログ、そして子どもたちの豊かな発想力が融合した、とても素敵な授業でした。

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Youtube公式チャンネルでショート動画もご紹介しています。

子どもたちの大発見の様子をどうぞご覧ください!

https://youtube.com/shorts/TgOFsbH7u_s