おはようございます。校長の龍です。
今日は、5年生の書写の授業の様子をお届けします。
この時間の課題は「飛行」という漢字です。最初の「飛」の字は書き順も複雑で、バランスをとるのが難しい字です。
鉛筆で書くだけでも難しいのに、毛筆を使うとなると、力の入れ具合や筆の角度で線の太さが変わってしまい、子どもたちはお手本を見ながら一生懸命取り組んでいました。
それでも、先生にアドバイスをもらったり、友達同士で教え合ったりしながら、諦めずに練習に取り組む姿は、さすが高学年です。
一画一画、集中して丁寧に筆を運ぶ眼差しは、真剣そのもの。
中には、何度も書き直して、納得のいく字が書けたのか、満足そうな笑顔を見せてくれる子もいました。
「美しい文字を書く」ということは、集中力や忍耐力を養うだけでなく、心を穏やかにする効果もあると言われています。
これからも、書写を通して、子どもたちの豊かな感性を育んでいきたいと思います。