こんにちは。校長の龍です。
今日は5年生の社会科の授業の様子をご紹介します。
この日のテーマは「水産業がさかんな地域」。
北海道の根室で水揚げされたさんまが、どのように私たちの食卓に届くのかを学ぶ授業でした。
さんまが港から私たちのもとに届くまでの様子を調べ、産地と消費地を結ぶ流通・輸送のはたらきについて取り組みました。
子どもたちはiPadを巧みに活用し、根室から新千歳空港までの陸路の所要時間や、新千歳空港から福岡空港、羽田空港といった消費地までの空路の所要時間を自主的に調べていました。
探究学習も、ICT機器を活用することで、必要な情報を瞬時に手に入れられる時代になったのだなと改めて実感しました。
授業の中では、新鮮なさんまを届けるための様々な工夫についても学びました。
単に運ぶだけでなく、鮮度を保つための様々な技術や、決められた時間までに確実に届けるための輸送方法など、多くの人の努力と工夫が詰まっていることを理解できたようです。
さんまを食べる時、「美味しい!」と感じるだけでなく、食卓に届くまでの過程に思いを馳せ、感謝の気持ちを持つことの大切さも学ぶことができました。
今日の授業が、子どもたちの社会への関心を高め、より豊かな学びにつながることを願っています。