2025年10月2日木曜日

(6年生社会)自分が江戸幕府を開くとしたら?

 こんにちは。校長の龍です。


今日は6年生の社会科の授業をご紹介します。

「江戸幕府」についての学習が行われていました。


授業ではまず、参勤交代の様子を描いたイラストを子どもたちに見せて、

「この行列、とってもお金がかかりそう!」

「すごい人数だね。」「江戸まで大変そう。」

子どもたちからは、イラストをじっくり観察して気づいたこと、疑問に思うことが次々と挙がりました。

ここで、先生から子どもたちへの問いかけです。

「鎌倉幕府や室町幕府とは違って、260年も長期間にわたって政権を担った江戸幕府は、いったいどのような仕組みで政治を行ったのだろう?」


この問いを聞いた子どもたちは、これまでに学習した鎌倉幕府、室町幕府の政治の仕組みを思い出しながら、考えを巡らせ始めました。

参勤交代という制度が、単なる儀礼ではなく、幕府が大名を統制するための重要な仕組みの一つであったことに、話し合いを通じて気づいていきます。

教室中から手が挙がり、自分の考えを積極的に発表する子どもたち。

過去の学習を活かし、長きにわたった江戸幕府の統治の謎に迫ろうとする、その真剣な眼差しと活発な意見交換は、本当に素晴らしいものでした。

こうした「気づき」と「疑問」から始まる学びが、歴史を身近に感じ、深い理解へとつながっていきます。

これからも、子どもたちの知的好奇心をくすぐる、そんな授業研究を進めていきたいと思います。

10/4の研修会も楽しみです!

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Youtube公式チャンネルでも本日の様子をショート動画でご紹介しています。どうぞご覧ください。

https://youtube.com/shorts/9l1N6iXssWc