2025年12月29日月曜日

静寂の中で心を育む朝の読書

こんにちは。校長の龍です。

登校直後の賑やかさが嘘のように、学校中が「シーン」と静まり返る時間があります。

それは、全校児童で取り組んでいる「朝の読書」の時間です。


教室に入ってカメラを構えましたが、カシャッというシャッター音を鳴らすのが憚られるほど、凜とした心地よい静寂が広がっていました。


子どもたちが本の世界に深く入り込んでいる証拠ですね。




本校では毎朝、10分間の読書時間を設けています。
「10分?」と思われるかもしれませんが、毎日積み重ねると1週間で約1時間。1ヶ月、1年と続ければ、驚くほどの読書量になります。



何より嬉しいのは、この朝の時間がきっかけとなり、「続きが気になる!」と休み時間や放課後にも本を開く児童がたくさんいることです。


本を読む楽しさを知り、自ら進んでページをめくる姿があちこちで見られます。

本は、座ったままで時空を超え、見たことのない世界へ連れて行ってくれる魔法の扉です。

たくさんの物語や知識と出会うことで、子どもたちの感性は磨かれ、人生はより豊かで彩りあるものになっていきます。



子どもの頃に身についた「読書の習慣」は、大人になっても決して色褪せることのない、まさに「人生の宝物」です。


これからもたくさんの本と出会ってくださいね!