こんばんは。校長の龍です。
本日、鎮西敬愛学園は大きな節目を迎えました。
学園創立100周年記念式典を、本願寺鎮西別院にて厳かに執り行いました。
この記念すべき日を、本校の名誉学園長である浄土真宗本願寺派前お裏方様にご臨席賜り、また多くのご来賓の皆様とともに、阿弥陀様の御前でお祝いすることができましたこと、心より感謝申し上げます。
小学校を代表して参列したのは、5・6年生の児童たちです。
本学園の式典は、「音楽法要」の形式で行われます。
中学校・高等学校の先輩たちと共に、子どもたちの澄んだ歌声が堂内いっぱいに響き渡りました。
その清らかで美しいハーモニーは、ご参列いただいた皆様の心にも深く届いたことと思います。
私は創立70周年の時からこの学園の式典や祝賀会に参列してきましたが、30年の時を経て、こうして100年という大きな節目に立ち会えることに深い感慨を覚えます。
諸先輩方が築き上げてこられた伝統が、しっかりと今の子どもたちに引き継がれていることを実感する、素晴らしい式典となりました。
式典の後は、場所をリーガロイヤルホテル小倉に移し、約400名のお客様をお迎えして祝賀会を開催いたしました。
その開会前、ロビー特設ステージにて皆様をお迎えしたのは、小学校の舞楽部と中高雅楽部の生徒たちです。
演目は、極楽浄土の美しい鳥を表現した舞、「迦陵頻(かりょうびん)」。
中高生による雅楽の生演奏に合わせて、小学生が可愛らしく、そして優雅に舞い、100周年という晴れの日になお一層の花を添えてくれました。
100年という歴史の重みと、子どもたちの未来への希望。
その両方を肌で感じた一日でした。
これからも、この「敬愛」の心を大切に、次の100年に向けて子どもたちと共に歩んでまいります。