2023年9月17日日曜日

9月の報恩のつどい

こんにちは。宗教科の宮﨑です。

敬愛小学校は、月に一回、報恩の集いを開催しています。

報恩の集いは、宗祖親鸞聖人の月命日の16日に近い金曜日に開催している宗教行事です。



この日は、「睡眠」について話をしました。
小学生の睡眠時間は9〜12時間が望ましいとされているなかで、実は日本人の睡眠時間は世界で最も短いと言われています。


報恩の集いでは、動物の眠りを紹介したり、お釈迦様の話をしたりして、睡眠の大切さについて話をしました。


 お釈迦さまは楽器の琴を例にバランスの取れた生活の大切さを説いています。琴の弦がかたく張っていたら、すぐに弦が切れて弾くことができません。一方で、弦をゆるく張ってもいい音を出すことはできません。人生はそれと同じで、一方に偏りすぎないバランスのとれた生活が好ましいとお釈迦さまは語られました。

 
 眠る時間を削ってがんばっても、健やかな成長につながることはありません。
 眠りは体の調子を整えること、何かを学んだり問題を解いたりすること、創造力を高めること、免疫の力を高めることに役立っていて、幸せな気持ちになるためにとても大切な働きをしています。


 児童には、元気な毎日を送るためにも、しっかりと睡眠をとることで疲れた体と頭をリセットしてほしいと伝えました。





報恩の集いや宗教の授業では仏様のお話をたくさん子どもたちに伝えています。

仏様のお話を通して、自分自身の生活を見つめおし、心豊かに成長してほしいと念願しています。