こんにちは。校長の龍です。
昨日は、5年生の国語の研究授業を実施しました。
多くの先生方が参観し、大変有意義な時間となりました。
敬愛小学校では、「多様な人々と協働しながら、解のない答えを主体的、創造的に解決することのできる人間の育成」~4Cの育成~を授業研究のテーマに掲げています。
特に本年度は「対話と創造」をテーマに、子どもたちが多様な意見を交わし、対話を通して「最適解」「納得解」を導き出すための授業づくりに取り組んでいます。
今回の研究授業もその一環として、日頃の授業実践を公開し、互いに学び合う場としました。
授業は「やなせたかしーアンパンマンの勇気ー」の単元で、「作者はやなせたかしをどのような人物像として描こうとしていたのか」という問いを軸に進められました。
子どもたちはまず、自身の初読の感想を振り返りながら、iPadや教科書を活用して、問いに向き合い、根拠に基づいた自分の考えをまとめました。
その後、いよいよ友達との対話の時間です。
活発な意見交換を通して、自分の考えを深め、より確かなものへと磨き上げていく姿が見られました。
特に素晴らしかったのは、子どもたちの積極的な姿勢です。
直接話すだけでなく、ロイロノートの共有機能を使って、他の児童の意見も参考にしながら、多角的な視点を取り入れようとする姿が印象的でした。
先生は全体で子どもたちの考えを集約し、問いの答えをさらに深掘りしていきました。
敬愛小学校では、このような話し合い活動を特に大切にしています。
未来を担う子どもたちにとって、協力・協働の力は不可欠です。
こうした活動を通して、互いの意見を尊重し、根拠に基づいて自分の考えを表現する力が育まれていることを実感しています。
本日は、研究授業の振り返りと意見交換を行う研究討議を実施します。
先生方全員で敬愛小学校の目指す教育を共有し、より良い教育の実現に向けて、研鑽を続けてまいります。
最後に、研究授業で素晴らしい学びを見せてくれた5年生の皆さん、本当によく頑張りました!