こんにちは。宗教科の宮﨑です。
本日、報恩の集いを行いました。
6年生が、今月23日からの修学旅行で、広島の平和記念公園を訪れますので、本日は「原爆」についての話をしました。
子どもたちは原爆の恐ろしさや平和の尊さを学び、自分の生き方を振り返っていきました。
また、被爆をして苦しみながら生きてこられた方の平和への想いを紹介しました。その方は、つらい昔を思い出したくなくて、原爆の体験を人前で語ろうとはしませんでした。
しかし、講演を依頼し続けてくれた友人の気持ちにこたえるため、小学生の前で話すことを決心しました。
それは、原爆の記憶があるうちに、その記憶を若い人たちに託しておきたいとも思ったからです。
原爆によって苦しみ続けた人の想いは、同じ災禍を繰り返さないことです。そのために、私たちは身のまわりの方々と幸せな関係を築くことが大切です。それが平和な社会へとつながっていきます。
そして、6年生は平和記念公園を訪れて、しっかりと歴史を学び、被爆者の想いのバトンを受け取って敬愛小学校に持ち帰ってもらいたいと思います。