2022年11月21日月曜日

(3年生国語)すがたを変える大豆

こんにちは。校長の龍です。

今週水曜日の研修の日が祭日のため、本日3年生国語の研究授業を行いました。
単元は「すがたを変える大豆」です。

前時には、接続語を抜いた「第3段落」から「第7段落」までを、相手に伝えるためにはどんな順番が良いかを、自分なりの案を考えました。
ロイロノートの「カードinカード」の機能を使って並び替えて、本時を迎えました。


先生から「みんなが並び替えてくれたもので、筆者のものと全く一緒だった人はいますか?」「自分の並びの方がいいと思う人?」との声かけから、子どもたちの学習意欲が高まっていきます。


それから今日の「なぜ、筆者はこの順番にしたのだろうか?」という学習課題につながっていきました。


子どもたちは、これまで学習してきたロイロノートのカードや教科書を使いながら、筆者がなぜこの順番にしたのか、自分なりの考えをワークシートに文で書き加えていきます。

先生が机をまわりながら適切にアドバイスしていました。
「ここをもう少し詳しく説明すると良いよ」
「こうだから、どんなことが言えるかな?」


自分なりの考えをまとめた後は、ペアでお友達の意見を聞きます。
「なるほど〜〜」「そうか〜」という子どもたちの反応が見られました。






それから全体での共有です。ここでも新しい気づきと出会った子どもたちから「なるほど」という声が聞かれました。


最後に、授業内で得たたくさんの気づきをもとに、改めて筆者の文構成と自分自身の文構成の違いを見つめ直しました。

説明文では、筆者が読み手に伝わりやすいように論理展開しています。筆者の見方・考え方、そして、友達の見方・考え方に触れながら、自分自身を見つめていくことで自らの見方・考え方が新たなものに成長していきます。

今日の授業では、子どもたちが1つの作品を通して、たくさんの「考え」と出会うことができました。

研究討議は明日行い、参加者全員で意見交流を行います。
1つの授業を通して意見交流することは、本校の目指す教育を全員で共有することにつながります。さらにより良い授業につなげていけるように教職員一同努力を重ねていきたいと考えています。

児童の皆さん、とっても頑張っていましたね。
そして、研究授業を担当した先生。お疲れ様でした!