こんにちは。校長の龍です。
今日のブログでは朝の取り組みについてご紹介します。
朝の会での連絡事項と健康観察が終わったあとは、静かに読書を行う時間です。
シャッター音が憚れるぐらいの静かな空間の中、全校児童で10分間の読書に取り組みます。
10分間の読書ですが、この時間がきっかけとなって、休み時間でも自然と本を開いている様子を校舎の至る所で見ることができます。
月曜日から土曜日まで実施しているので、1週間で1時間の計算となり、それを6年間継続していきます。中学校・高校でも朝の時間を設定しているので、高校卒業まで12年間、本に親しむ時間があります。
読書の習慣は人生の宝物といえます。
たくさんの本と出会って、人生をより豊かにしていきましょうね。
朝読書のあとは、15分間の朝学習です。
先週は漢検Weekとして、漢字検定の問題に取り組む1週間でした。
1・2年生は今週からは、15分を5分区切りにして、(1)音読、(2)漢字、(3)100マス計算に取り組んでいます。
児童の集中力と基礎力を育成する15分です。
まずはきれいな姿勢を意識しながら、全員で音読です。
声を出して音読することで、1日の学習に向かうための脳の切り替えを行います。
音読は、「集中力を高める」「言語感覚が育つ」「記憶力が強くなる」効果があります。
リズム良く全員で音読をした後は、漢字の学習です。
まず漢字の「とめ」や「はらい」も注意しながら漢字の形を覚えます。
30秒ほどで記憶したのち、即テストを行います。
これも集中力育成の一環です。
みんな一字一字丁寧に解答をしていました。
最後は100マス計算です。
一年生は20マス計算×5セットの足し算。
二年生は100マスの掛け算に挑戦します。
教室の前方のスクリーンには時間が掲示されていて、「できました!」と声をかけると先生がタイムを読み上げてくれて、プリントに記録していきます。
「昨日より速くなった!」と子どもたちが喜ぶ姿をみることができて嬉しかったです。もっともっと速くなりますよ!頑張りましょうね!
勉強は脳を上手に使うトレーニングとも言えるでしょう。
思考力とは高度の思い出し能力が起点となります。
知っているものを瞬時にアウトプットする力も、この低学年の朝学習で育成していきたいと考えています。
児童の皆さん。一緒に頑張りましょうね!