2023年2月28日火曜日

(6年生)キャリア教育プロフェッショナル特別講座

こんにちは。6年生担任の西岡です。

先週土曜日に、外部から講師の方をお招きし、キャリア教育プロフェッショナル特別講座を行いました。





福岡県警察本部から森奥様、奥村組から綿屋様・本木様・山路様、JICA九州から尾形様、新小文字病院から佐田様・髙山様の7名の専門家の方に来ていただきました。それぞれの仕事の内容や喜び、大変さ、また、その仕事の社会的意義についてお話しを伺いました。



子どもたちの感想から、一部抜粋して紹介します。

★森奥様(福岡県警察本部)の講義を受けて


「命を大切にするということは、その人のために尽くし、守ることである」ということを教えていただきました。私は、元々、生き物の命を大切にできる人になりたいと考えていました。今回のキャリア教育で、命を大切にするという本当の意味がわかりました。そして、命のために頑張れる大人になりたいと思いました。


★綿屋様・本木様・山路様(奥村組)の講義を受けて


奥村組では、お客様の生命と財産を守る仕事を心掛けているそうです。将来、私は航空整備士になりたいと考えていましたが、自分も人の命を守るような航空整備士になりたいです。奥村組では、安全に暮らせる社会をつくるために、ハザードマップなどで家の場所の起こりやすい災害に備えたシステムを作っていて、特に免震構造を得意としているそうです。僕は将来、事故が起きない安全な社会をつくりたいと考えているので、とても勉強になりました。やりがいを感じながら仕事をしているということもわかりました。

★尾形様(JICA九州)の講義を受けて


尾形さんは、アンゴラ共和国で、母子を守るプロジェクトを行ったそうです。その結果、妊婦や3歳未満の子どもの死亡率が低下したのです。このお話を聞いて、自分たちはとても恵まれた環境で生まれ育てられているということを感じました。しかし、少子高齢化が進んでいるので、この先が心配です。少子高齢化の解決策を考え、みんなが笑顔で楽しく平和が続く世の中になるように、努力していこうと思いました。


★髙山様(新小文字病院)の講義を受けて


髙山先生は呼吸器外科に所属され、手術も担当されています。それだけでも大変なのに、先生は、患者さんのために、勉強会に参加したり、自主勉強を行ったりしているそうです。また、患者の気持ちに共感することを大切にしているともお話されていました。人に寄り添う心を持てば、能力や個性を認め合い、互いを生かすことができる社会につながっていくと僕は考えました。


今回の講義を通して子ども達は、将来、どのような大人になって、どんな社会貢献ができるのかといった将来のビジョンを今まで以上に見つめることができたようです。

講師の皆様、先日はお忙しい中講義していただき、そして子どもたちの質問にも答えていただきありがとうございました。