こんにちは。校長の龍です。
敬愛小学校は、昨年11月に日本初のロイロ認定校に選ばれました。
本日、その授賞式を本校校長室で行いました。
ロイロノートでは、認定ティーチャー制度があり、本校教職員は、認定校選定当時、日本で一番認定ティーチャー数が多い小学校でした。
この認定校制度は、その認定ティーチャーの数だけではなく、様々な条件をクリアーする必要がありましたが、本校はそのほとんどをクリアーしていたことで、日本初の認定となりました。
授賞式後、ロイロのご担当の方に授業の様子をご覧いただきました。
ロイロの方の来校は、今朝先生方に伝えたので、普段の授業の様子をご覧いただきました。
まず初めは5年生の総合的な学習です。
ロイロノートの共有ノート機能を使って、グループ学習をおこなっていました。
5年生はPanasonicホールディングス主催の映像制作支援プログラム「KWN」に挑戦しています。
これはグローバルイベントも行われている世界規模の取り組みです。
「『今、つたえたいこと』を映像にしてみませんか?」というキャッチコピーで、映像を制作を通じて「考える」「調べる」「まとめる」「伝える」、そして「チームワーク」と「コミュニケーション能力」を高めることを目的としたプログラムです。
子どもたちはSDGsをテーマに、それぞれの視点から課題解決のために自分自身でできることを考えていきます。
ロイロの方にも色々な質問をしていました。
「質問してもよろしいでしょうか?身近な喧嘩をなくす方法から世界を平和にする方法を考えたいと思っています。喧嘩はどうしたらなくなると思いますか?」
「次の世代にきれいな水を残していくためにどのような方法があるとお考えですか?」
子どもたちはロイロノートのアンケートカードを使いながら、友達の意見も集めたそうで、集まった情報を分析して自分達の考えを深めていました。
ロイロのご担当の方は、共有ノートを自在に使いこなし、子どもたちが互いに学び合う姿勢をご覧になられて感心されていらっしゃいました。
教室に入ったら、先生に英語で質問する時間だったようで、ロイロの方にもお手伝いいただいて、英会話の練習を行いました。
"Are you thirsty?" "Yes, I am." "What do you want to drink?" "I want to drink( )"と会話が続いていきます。
子どもたちは初めてお会いする方にも積極的に質問をしていました。
ロイロノートを確認しながら、たくさんの先生と英会話を行なっている姿が印象的でした。
6年生は算数の問題解説です。
最小公倍数の問題の解き方を、6年生がスクリーンを使って解説をしていました。
45分間の授業見学でしたが、ロイロのご担当の方も、「びっくりしました」「色々な学校の先生に敬愛小学校の授業の様子を見てほしいです」と驚かれていました。
ロイロ認定校として、これからも教科研究に力をいれていきます。
9月30日には、公開研修会を実施する予定です。詳細が決定しましたら改めてご案内申し上げます。
本日はご来校いただき有難うございました。