2018年6月1日金曜日

(5年生宗教)吾唯足知

こんにちは。龍です。

今日のブログは、5年生の宗教の授業をご紹介します。

今日の授業では、龍安寺のつくばいから
「吾唯足知」というお釈迦様のお言葉について考えました。


まず初めに、子どもたちがもっているもの、
自分が欲しいなぁと思うものを先生が尋ねられ、
子どもたちは、手を上げて素直に答えていました。


そこからこのつくばいに隠れた文字は何だろう?と問いかけられ、
「吾唯足知」という言葉に子どもたちは気づきました。

お釈迦様は「足るを知る者は、貧しいと言えども富む。足るを知らない者は富むといえどもまずしい」と言われました。
自分にはすでに多くのものが与えられ、多くの可能性が与えられていると。

私たちは、毎日の生活が当たり前すぎて、普通すぎて、
大切なものに囲まれて生きているということを見失いがちです。

ついつい他人と比べて、自分の足りないところを不満に思ったり、
羨ましく思ったり。

先生は、
そのあと「世界がもし100人の村だったら」という本を紹介されました。

自分自身の生活を振り返って見ると
「当たり前」と思っていたことが、とても「有難い」ことなんだと
考えを深めることができたようです。

本校の校訓の最初の言葉は、「聞法」です。
簡単なことばにすると、
「仏様のお話に耳を傾けてしっかり聞こう」ということです。

今日のお話を通して、
改めて自分自身の生活を見つめ直すことができたのではないかと思います。