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夏休みはこれまでブログで紹介できなかった記事をご紹介しています。
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6年生がムラサキツユクサの気孔の観察を行っていました。
解剖顕微鏡で400倍の世界の観察です。
気孔とは、葉の表皮に存在する小さな穴のこと。
主に光合成、呼吸および蒸散のために、外部と気体の交換を行っています。
くっきりと見えたとき、子どもたちは大喜び!
顕微鏡をのぞきながら、細かなところまでスケッチをしていました。
倍率を上げると暗くなるので、400倍の観察は中学高校生でも難しい作業です。
光源とピントを調整し、ピタっと合わせることができました。
気孔の2つの細胞が唇型に向かい合った構造を学習したことから、
小学生では取り扱わない「孔辺細胞」という名前も紹介されていました。
理科の実験・観察には、教科書やビデオで紹介されている写真や映像では得れない感動があります。
これからもコロナウイルスの感染拡大には十分注意をしながら、実験や観察を取り入れた理科授業を行っていきたいと考えています。