こんにちは。副校長の龍です。
昼食は広島風お好み焼き。とてもボリュームあるサイズでしたが、「美味しかった!」と大満足だったようです。
その後、午後の最初の訪問地である広島城を見学しました。
戦前の広島の歴史を学ぶことができ、天守閣の最上階からは、広島の街並みを一望できました。
次の訪問地の広島別院では、参拝式をしていただき、みんなで讃仏偈のお勤めをおこなったあと、ご法話を賜りました。
極楽にすむ共命之鳥(ぐみょうしちょう)という、身体は一つで、頭が二つに分かれている烏で、一羽で命を共有する鳥のお話でした。
「このお話は私たちに、『他を滅ぼそうとすることは、自らをも滅ぼすことになる』ということを教えてくださっている」とお教えいただきました。
「私たちは、沢山の周りの人々や、他の植物や動物の『いのち』に支えられてはじめて生きることができています。それと同じように、私の『いのち』も他の『いのち』を支えて、皆、毎日の生活を過ごすことができています。
それなのに私たちはそんな尊いご縁に支えていただいているにもかかわらず『自分さえよければ』と自己中心的な考え方になってしまいがちです。いつも自分中心に都合よく物事を考えていたのでは、相手を傷つけるのはもちろん、結局は自分自身をも傷つけることになってしまうのです。」
6年間、敬愛小学校で仏様のお話とたくさん出会ってきた子どもたち。
修学旅行という節目の学校行事にて、改めて自分自身をみつめるご縁をいただきました。
最後の目的地は平和祈念資料館。
コロナウイルス対策で入場制限があり、来場者が制限されており、ゆっくりと見学することができました。
子どもたちは、色々な資料をじっと読んで、多くのことを学ぶことができたようです。
今からホテルで夕食です。皆、元気です。