こんにちは。校長の龍です。
先日の金曜日に報恩の集いを行いました。
感染拡大防止対策のため、オンラインを活用して、宗教科の先生からご法話をいただきました。
今日のテーマは「悔しかったこと」です。
先生からは、夏の甲子園で仙台育英を初優勝に導いた監督のスピーチや1996年大会の松山商業vs熊本工業の「奇跡のバックホーム」と呼ばれる甲子園決勝のお話を題材に、失敗を次につなげることの大切さをお話いただきました。
私たちは毎日の生活の中で、思ったように進む日もあれば、そうではない日もあります。
そのうまくいかなかったことを、誰かのせいにするのではなく、自分を見つめる機会にすることで、明日の自分の成長へとつながります。
でも、自分では解決できないことや困ったことがあったときにはどうすればようでしょうか?
そのときは、一人で抱え込まず、誰かに相談し、助けてもらうこともまた大切なことです。
助けてもらうことは恥ずかしいことではありません。人と人は助けたり助け合ったりして支えあって生きることができています。たくさん助けてもらった分、たくさん誰かを助けてあげることが大切です。このような心を大切にしていきたいものですね。
月に1回の報恩の集いのご法話で、私たちは毎日の生活を振り返るご縁をいただいています。
敬愛小学校の子どもたちには、仏様のお話を通して、自分自身をみつめなおし、報恩感謝の気持ちを大切に成長していって欲しいと念願しています。