金曜日に報恩講法要を執り行いました。
報恩講とは、宗祖親鸞聖人のご遺徳をしのび、そのご苦労を通じて、阿弥陀如来のご本願によるお救いをあらためて心に味わわせていただく法要です。
低学年・高学年にわかれて、礼拝堂にてお勤めをし、ご法話をいただきました。
今日は小倉北区の寺院より2名の先生をお招きしました。
歌や演奏を交えながら、仏様のお話をしていただき、
子どもたちは、毎日の私たちの生活を振り返るご縁をいただくことができました。
ご法話の中で、先生から「セトモノ」という相田みつをさんの詩をご紹介いただきました。
『セトモノ』
セトモノとセトモノと ぶつかりっこすると
すぐこわれちゃう
どっちかやわらかければ だいじょうぶ
やわらかいこころをもちましょう。
そういうわたしはいつもセトモノ。
「人は、どうしても他人とケンカをしたり、争ってしまう。生きてきてこの方他人ともめたことがないという人はきっといないでしょう。」
「私たちは、『こうしてほしい』『こうしてほしい』と硬い硬い心でいると、ぶっかるんのです。そうすると瀬戸物だったら割れてしまいます。」
「どちらかが、また、どちらともが柔らかい心で接することができれば、割れることはない。「柔らかい心」。それは相手のことを思いやる心なんですよ。」
私たちはついつい自分のことを中心にものごとを考えてしまいがちです。
しかし、相手の立場や気持ちになって行動することができれば、
誰かの心を温めたり、傷ついた人の心を癒すことができることでしょう。
今日のご法話で大切なことを学ばせていただきました。
先生方ありがとうございました