2023年5月12日金曜日

宗祖降誕会法要

 こんにちは。宗教科の宮﨑です。

本日は、宗祖降誕会の法要を行いました。宗祖降誕会とは、親鸞聖人のご誕生を祝って催される法要のことです。


法話では、手紙について話をしました。今では、SNSが主流で、手紙を送り合う機会が少なくなっています。確かに手紙は、SNSより書くのも送るのも時間がかかるので不便ではあります。


ですが、手紙の方が時間がかかる分、心に響き、相手を思う気持ちががたくさん伝わる気がします。

手紙はあなたを愛し、あなたを大切にしたいという気持ちを言葉にした贈り物だと思います。



親鸞聖人も門弟たちと手紙のやりとりをし、お念仏の教えをもとに多くの人々と支え合いながら人生を歩まれてきました。


お手紙ではないのですが、在校生のことを想う言葉が卒業生から贈られています。

それは校長室の前に掛けられている歴代の卒業生が残した「在校生に贈る言葉」です。




11期生から在校生に贈る言葉には「私たちは、命の尊さ、友だちの大切さを学びました。敬愛小学校の児童は「みんな友だち仏の子」です。これからも友だちと助け合い、支え合いながら、「敬愛の心」をいつまでも胸に、学校生活を送ってください。」とあります。






在校生の皆さんには、敬愛小学校を旅立った方々から贈られた想いを受けとめて、学校生活を送ってほしいと思います。そして、「敬愛の心」を敬愛小学校の新たな歴史をこれからつくっていく人たちに受け継いでほしいと思います。