2019年6月22日土曜日

(5年生国語)シンキングツールを使った授業

こんにちは。副校長の龍です。

敬愛小学校の国語科では、
ロイロノートの「シンキングツール」を使った授業研究を行なっています。

シンキングツールは、子どもがアイデアを出して考えをまとめるのをサポートするツールです。

今年3月からはじまったロイロノートの新機能ですが、本校では、約1年前からモデル校として先行使用させていただいています。


この日は5年生の「きいて、きいて、きいてみよう」という単元で、インタビューをする活動を通して、話の意図を考えて聞きあい、「聞くこと」について考える授業が行われていました。


前の時間までに、イメージマップを使ってインタビューの内容を考え、この日はモデルインタビューをしてもらうところからスタート。


シンキングツールを使って作成した質問シートを使いながら、パートナーに質問です。

このモデルインタビューで気づいたこと感じたことを、
自分たちのインタビューにつなげることができるように話し合いを行いました。


それから、ロイロを使ってお手本のインタビューを聞いて、
自分たちの違いや良いところ、自分たちの発表に取り入れたいところをそれぞれ考え、
その後、班で発表し合いました。




他の人の気づきを自分のこととしてとらえ、
意見を交わし合うことで、深め合うことができました。



その後、班で話し合った「気づき」を全体で共有しあいます。
考えたことを共有しあうことで、ポイントとなる部分を整理することができたようです。

次回はいよいよインタビューの時間。
子どもたちの発表が楽しみです。


敬愛小学校では、4C(Creaticity、Critical thinking、Communication、Collaboration)の育成を図るべく授業研究に取り組んでいます。
授業キーワードは、「調べる」「考える」「説明する」「話し合う(共有)」「発表して深め合う」です。

この授業も
子どもたちが主体的に取り組んで、考えを深め合う授業形態でした。

このような授業形態で大きな力を発揮しているのが、一人一台のiPadです。
本校ではiPadが筆記具とともに必要な学習ツールの一つとなっています。

これからも全教職員で授業研究に取り組んでいきます!