2020年7月3日金曜日

(1年生宗教)見守られている私たち

こんにちは。副校長の龍です。

1年生の宗教の授業の様子をご紹介します。
敬愛小学校は浄土真宗本願寺派の宗門校です。

週に1時間、宗教科の先生がいのちを見つめ、心を育む授業を行っています。


今日は「どうぶつの巣」のお話を題材に、宗教科の先生が授業をされていました。



「動物のお母さんは、自分の子どもを育てるために工夫して巣づくりを行っています」
「卵が水で濡れると大変だから高いところに作ったり、身近にあるものを使って作ったり。」
「みんなのおうちの人も、みんなのために色々なことをしてくださっているね。ちょっと考えてみよう」
「2年生のお姉さん、お兄さんも1年生のためにこんなことをしたいって言ってたよ。」


子どもたちは、先生のお話に聞き入っていました。
その1つ1つのお話を通して、「自分自身の身の回りの人たちに、大切にしていただいている」と改めて気づくことができたようです。
 

「(支えてもらっている)みんなも、周りの人たちのために何かできないかな?」という先生の問いかけに、たくさんの意見が上がっていました。

私たちはたくさんの人に支えられ、生かされて生きています。
人は、自己中心的なものの見方で、物事の価値を捉えがちです。
しかし、視点を変えて自分の周りを見てみれば、本当に尊い有難い事ばかり。

敬愛小学校の子どもたちには、仏様のお話を通して、私をお支えいただいているたくさんの人に感謝の気持ちを大切にし、お互いが幸せになれるよう、「与える人」に成長していってほしいと念願していています。