2016年4月4日月曜日

みんなのためのルールブック

こんにちは。1年2組担任の吉田です。

1年2組でよく読んだ本があります。

それは、『みんなのためのルールブック』という本です。
この本には、
アメリカの小学校の先生であるロン・クラーク先生が担任するクラスで
いつも教える50個のルールが書いてあります。


子どもたちが、お互いに思いやりを持って楽しく勉強できるように、
そして大人になってからも毎日を大切にして充実した人生を送れるように、
との願いを込めて作られた50個のルールです。

この本を読んでいると、
みんなが楽しく過ごすためのルールは万国共通なのだと感じさせられます。

朝読書の時間に子どもたちと一つずつルールを確認して、
実践しました。
例えば、「だれかが素晴らしいことをしたら拍手をしよう」というルールでは、
子どもたちが「すごいな!」「上手だな!」と思うことを見つけて、
その人へ向け、拍手をします。

先生だけでなく、
子ども同士でも努力を称えることで子どもたちのやる気アップにつながりました。
これらの50個のルールは、
入学当初から継続して伝えて来ました。
この本の最後には
「説明ぬきにただルールを守ることを強制するのは、
子どものためになりません。
子どもたちにルールを教えるとき、
どうしてそれが大切なのか、なんのためにあるのかを、時間をかけて説明します。
子どもたちも、わからないことをどんどん質問します。」とあります。
これからも『みんなのためのルールブック』を読みながら、
そのルールの意味や大切さを子どもたちと一緒に考えていきたいと思います。