敬愛小学校では、金曜日に「宗教」と「道徳」の時間を設定しています。
週に1回の宗教の授業は宗教科の先生が。
この道徳の時間は担任が担当します。
先週の金曜日の3年生の道徳の様子をご紹介します。
3年1組では「感謝の気持ちをもとう」というテーマでした。
先生は、「感謝の気持ちを表す言葉、『有難う』とは、『有ることが難しいこと』です。だから、反対の言葉は『当たり前』なのです。
他者にしていただいていることを当たり前と思わずに、感謝の気持ちをもって『有難う』と伝える。思うだけではなく、伝えることが大切なのです」と子どもたちにお話されていました。
このクラスの学級目標の1つに、
「美しい言葉があふれる学級」という目標があります。
「学級の中で有難うの言葉がたくさん聞かれるようになればいい」という先生のお話に、子どもたちは真剣に耳を傾けていました。
職員室で担任の先生に話を聞くと、
クラスの児童が、自主的に水やりをしていて、先生が「有難う」と言葉をかけたそうです。
すると、「言われた児童は、とても嬉しそうで、こちらも温かい気持ちになりました。」とにこやかに教えていただきました。
言葉一つで、お互いにいい気持ちになることができるのは、とても素敵なことですね。
一人でも多くの児童が、周りを見渡し、感謝の気持ちを伝えていけば、学校全体に有難うの輪が広がっていくことでしょう。
3年生のみなさんのこれからの「ありがとう」の活動を期待しています。