先週土曜日、マラソン大会に引き続き、お茶会を行います。
短い練習期間ではありましたが、
教頭先生のお手本を見ながら一生懸命練習しました。
保護者の方々にお茶を飲んでいただくということで、
当日も朝からとても楽しそうにしていました。
手の向きを変える動きや茶碗に手をかけるタイミングが難しいですが、
一人一人が上手に動くことができていました。
しんと静まり返った作法室の中で、
子どもたちはお茶点てに集中して取り組んでいる様子がよく伝わってきました。
お点前だけではなく、
保護者の方に丁寧に挨拶する姿に感動しました。
また、困っている友達がいたらすすんで手を貸すこともできており、
グループで協力して役割を果たすことができていました。
子どもたちは、保護者の方がお茶をいただいているとき、
不安そうな顔をしていましたが、
保護者の方が微笑んだりおいしいと言ったりすると、
みんなとても嬉しそうで、笑顔になっていました。
緊張もほぐれたようで、教室に戻ってからは、
「ぼくのお茶おいしかったって!」と喜ぶ姿も見られました。
今回のお茶会を通して、作法だけでなく、
作法室での過ごし方も学びました。
立ったり座ったりするときは、
ほこりが舞わないように静かに立つこと、
襖は音ができるだけ立たないように2回に分けて開けることなど、
畳の部屋で普段から使える動きを身につけることができました。
最後まで姿勢を崩さず、
立腰を保つことができていたのも素晴らしかったです。
みんなお家の方々に自分たちの成長した姿を見て頂くことができたので、
また自信がついたような感じがします。
今月末の学習発表会では、
子どもたちの更なる成長を見て頂けたらと思います。
みんな一層気合いが入っているので、
残りの練習でも精一杯頑張っていきます。