2019年12月14日土曜日

報恩の集い

こんにちは。副校長の龍です。

昨日、親鸞聖人の月命日の法要である「報恩の日」の集いを行いました。

1・2年生、3・4年生、5・6年生と分かれて、
礼拝堂にてお勤めをし、
宗教科の先生のご法話を通して、
自分自身を見つめる時間を持ちました。


讃仏偈のお勤めでは、先生のあとに続いて、
大きな声でお勤めをすることができました。

1年生もすっかり慣れてきたようです。

宗教科の先生からは、
天台宗の僧、最澄のお言葉「一隅を照らす」についてお話がありました。その言葉の意味は「自分のいる場所で最善を尽くすことが、隣人や世界をよくすることに通じる」ということです。

この言葉は、先日お亡くなりになられたペシャワール会の中村哲医師が、生前大切にしていた言葉だそうです。中村さんは、争いが絶えないアフガニスタンに赴き、医療や治水などの活動に取り組んでこられました。

宮崎先生からは、消失した首里城が戦後の沖縄の復興の心の支えになったこと。また、日本人初の国連難民高等弁務官として、世界の紛争地に赴き、難民の支援に取り組み続けた緒方貞子さんのお話など、様々なお話を通して、「周りの人の力になってあげれるような生き方をしていきましょう」とお話がありました。









月に一度の報恩の集い。
子どもたちはしっかり耳と心で先生の話を聞くことができていました。