2019年12月4日水曜日

水曜日は研究授業の日

こんにちは。副校長の龍です。

今日は研究授業の日。
3年生の国語、4年生の算数の研究授業を行いました。
たくさんの先生で1つの授業をテーマに、より良い授業方法を研究しあい、有意義な時間を持つことができました。

敬愛小学校では、「多様な人々と協働しながら、解のない答えを主体的、創造的に解決することのできる人間の育成」〜4Cの育成〜を授業研究テーマに掲げています。


そのテーマのもとで研究している日頃の授業をこのような「研究授業」という形で全員が授業を公開し、今後の指導に役立てるようにしています。


3年生は「れいをあげてせつめいしよう『食べ物のひみつを教えます』」の単元にて、読み手にとって分かりやすい説明文づくりのコツを学習していました。


今日の授業では、「自分の作品をお友達に読んでもらってアドバイスをもらい、より良い説明文にしていこう」というねらいのもとで、班に分かれて活動がおこなわれました。


授業の最初には、先生から「褒めるポイント」が例示され、
子どもたちは、褒めカードにお友達の作品の素晴らしいところを記していきました。


自分の作品を褒められると、とっても嬉しそうな子どもたち。
「はじめに。つぎに。というつなぎ言葉が上手だなと思いました。」
「最後のまとめが、これから『もっともっとその食べ物を調べてみたいな』と思わせるような内容で、素晴らしかったです。」など、互いに良いポイントを見つけ合うことができました。


お友達の作品を読み合うことで、表現技法を共有することができます。
この授業でもiPad&ロイロノートが大活躍をしていました。


4限目は4年生の算数の授業です。
直方体の体積の求め方の公式について考える授業でした。


面積で学習した内容を想起して、直方体の体積の求め方を班で考えます。


「『たて』×『横』×『高さ』で何故体積を求めることができるのだろう??」という先生の問いに対して、立体模型やiPadを使って、話し合いました。





本校では、話し合う活動を大切にしています。
未来を歩む子どもたちにとって、
協力協働する力はとても大切なスキルの一つであるといわれています。

このような活動を通して、
互いの意見を認めあい、話し合い、根拠に基づいて発表できる力が育っています。

放課後に行なった研究討議では、授業の振り返りを行い、意見交流を行いました。
これからも研究授業は続いていきます。
敬愛の目指す教育を全員で共有し、さらにより良いものにすることができるよう、教職員一同努力を重ねていきたいと考えています。

児童の皆さん、とっても頑張っていましたね。
そして、研究授業を担当した先生方、お疲れ様でした!