11月の学校目標は、「うつくしいことばをつかおう」です。
道徳の時間に、美しい言葉について考える「言葉の貯金箱」の話をしました。
まず2つの箱を書き、子どもたちに尋ねました。
「いい言葉を貯金する言葉の貯金箱と、
いらない言葉を捨てる言葉のゴミ箱があります。
今日1日使った言葉で、良い言葉を貯金箱に、
いらない言葉をゴミ箱に書いてみましょう。」
子どもたちは、思い思いに箱に言葉を書きました。
「おはようは貯金箱だね。じゃまは、いらない言葉だね。」
沢山の意見が出て、貯金箱に入りきれなくなると、
また子どもたちに聞きました。
「貯金箱がいっぱいになってあふれたら、
どんな気持ちになりますか?」
すると「うれしくなる!」「えがおになる!!」
「では、ゴミ箱がいっぱいになってあふれたら?」
「嫌な気持ちになる!」「きたないと思う!」などの言葉が出ました。
「言葉もいっしょだね。
ゴミを捨て続けると、あふれてしまうように、
いらない言葉は、言う人も聞く人も、
周りもみんなが嫌な気持ちになる。
反対に良い言葉は、みんなが幸せになるね。」
子どもたちにとってきれいな言葉は
「言われて嬉しくなる言葉」のようです。
言葉の貯金箱があふれるよう、いつも良い言葉を使おうね、という話をしました。