こんにちは。宗教科の宮﨑です。
4月12日金曜日に報恩の集いを行いました。
1年生は初めてだったので、2年生以上のお経を聞いたり、法話を聴く姿勢を見たりして式での過ごし方を学んでいました。
法話では、3月1日に惜しまれつつ亡くなった鳥山明さんについて話をしました。
鳥山さんは自分のことをあきっぽく、何事も長続きしない性格だと認めていました。
そのため、ドラゴンボールの連載も「つらい部分も多く、早く終わってほしいと思ったことも何度もあった」と言われています。
ただ、ドラゴンボールの連載は10年以上、他の創作活動も合わせると45年以上にわたりました。
それは、「楽しみに読んでくださっていた皆さんの手応えと張り合いがあったから」であり、「ただひたすら日本の少年に喜んでもらおうと描き続けていただけ」と語っています。
人は誰しもがまわりの人たちに大切にされたいと思い、大切にされなければ自分に自信が持てなくなってしまいます。
ただ忘れてならないのは、誰かに大切にしてもらいたければ、まずは自分がまわりの人たちを大切にすること。そうすれば、自然とまわりの人たちが自分を大切にしてくれます。
鳥山さんは読者を大切にすることで世界中のファンから愛されました。 みんなも友だちを大切にしつつ、素敵な1年間を過ごしてほしいと思います。