こんばんは。副校長の龍です。
先週金曜日、親鸞聖人の月命日の法要である「報恩の日」の集いを行いました。
1・2年生、3・4年生、5・6年生と分かれて実施し、密を避けて、1学年のみ礼拝堂に入って、もう一つの学年はZoomで中継を行い教室にて参加しました。
報恩の集いでは、宗教科の先生がご法話を行い、子どもたちは先生の話をしっかり聞いていました。
ご法話では、お釈迦様の言葉「人は実に生まれながらに口中に生じた斧をもっている。人は悪口を言っては、その斧で自分自身を斬る」というお話を紹介されていました。
人の悪口を言う人は、その見えない斧で自分の口の中を切っているのです。もちろん心も傷だらけになります。
そして、それを聞いている人はもっと傷ついているのです。
「私たちは一人一人『口に斧を抱えている』ことを自覚して、相手と自分を傷つける悪口ではなく、『和顔愛護(やわらかなにこやかな笑顔と優しい言葉遣い)』を心がけて周りのお友達、周りの人たちと共に支え合っていくような生活を送っていきましょう。」とお話されていました。
仏様のお話を聴きながら、自分自身を振り返ることで、豊かな心をもつ小学生へと成長していってほしいと念願しています。