2020年3月10日火曜日

人工知能(AI)を使った算数学習

こんにちは。副校長の龍です。

2日から臨時休校が始まり、本校ではiPadを使った遠隔での学習指導を行っています。
今日は人工知能(AI)を利用した算数学習アプリ「Qubena」を使った学習の様子をご紹介します。

Qubenaは個別最適化された学習ができる算数・数学アプリです。

学ぶペースは人それぞれちがうもの。
速いペースで学習をすすめる児童もいたり、ゆっくり前の学年の確認をしながら学習をすすめる児童もいます。

そこでこのQubenaは子どもたちの学ぶペース・理解度をAIが判断して、個別に学習問題を出題してくれるタブレット教材です。

例えば、4年生がその学年の問題に間違えたとき、わからなかった理由を人工知能が判断し、3年生・2年生内容と、その関連問題を出題していきます。一人ひとりのレベルに合った問題を細分化してステップにしてテンポよく出題するので、今まで苦手だった分野が、いつの間にか理解できるように工夫されています。

解説もあるので、算数が得意な児童は、授業を受ける前に自分のペースで先へ先へ学習をすすめることも可能です。

先生はAIが分析した生徒一人ひとりの学習履歴を見ることができます。



敬愛小学校では、この臨時休校中、Qubenaも活用して算数指導を行っています。
学年・クラスによって使用法は異なりますが、その一例を紹介します。

あるクラスは、授業の最初にZOOMやロイロカードを使って、その日の回答すべき範囲を指示します。

子どもたちが回答していくと、先生の画面はリアルタイムで変化し、正誤情報や回答までの時間、集中度を知ることができます。




児童は指示のあった学習分野をクリアーしたら、その一覧画面をスクリーンショットに撮って、先生に送信します。時間に余裕があれば、チャレンジ問題や更に上の学年の問題にも挑戦します。

先生はその提出されたスクリーンショットに丸をつけ、アドバイスをそえて返却しています。

記録をみてみると子どもたちは、この臨時休校中に、しっかりと学習に取り組んでいる様子がわかります。また、解説がわかりやすいので、自主的に学習を進めることができているようです。

児童の皆さん、これからも頑張りましょうね!
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このように敬愛小学校では、臨時休校中も、学力アップを目指して様々な取り組みを行っています。
これからもOnlineでの学習指導の様子をBLOGを通してご紹介していきます。