5年生では週に1時間、中高の先生と小学校の先生とで行う、
国語授業を行なっています。
論理エンジンを教材として使用し、
言語力・思考力育成を目指しています。
この日は、主語や述語の確認、
そして、修飾語へと授業が進んでいました。
「論理エンジン」で述べる「論理」とは、「ものごとの筋道」。
私たちは日常でも「論理」を使っています。
例えば、日常生活のなかでのコミュニケーションでは、
相手と正確な意志疎通をするために
「筋道の通った会話」が必要になります。
国語の設問の大半は「傍線部を説明しなさい」という形です。
採点する“他者”にわかりやすく説明するためには、
筋道を立てなければなりません。
それは、なんとなく読むのではなく、
問題文の論理構造を押さえることによって可能になります。
これから、センター試験も新テストに変わり、
記述式の問題が採用されるようになります。
今後益々、読み取る力、
それを論理立てて表現する力が求められるようになってきます。
言語力を養い、そして論理立てて説明・表現する力を
この教材を使って伸ばしていきたいと考えています。
詳しい論理エンジンの解説は、こちらをご覧ください。
また、これまで6年生になると中高の先生による授業を行なっていましたが、
一昨年度から、様々な学年で中高の先生との授業を行っています。
このことにより
中1ギャップの壁を取り除き、中高校へ繋がる指導を目指しています。