日本語の五十音は「愛」から始まります。
私たちの人生もまた、数えきれないほどの愛情に包まれて始まり、様々な方々に見守られながら、育っていくことができます。
しかし、私たちはその愛情に気づかず、自分勝手にふるまってしまうことがあります。
まるで五十音の最後が「を(お)ん」であるかのように、人生という道を遠回りしながら、ようやく自分に注がれる愛情の深さに気づいた時、私たちは「恩」を感じることができます。
恩を感じられたとき、私たちは初めて、これまで自分に注がれた愛情の大きさを知り、心からの感謝を抱くことができます。
だからこそ、11月は感謝の気持ちを美しい言葉にのせて、日々を過ごしてほしいと願っています。