今日のブログは、
先週の水曜日の4年生国語の研究授業の様子をお届けします。
本校では、学びのプロセスを大切にし、「なぜこのように考えたのか?」「私は○○だから、こう思います。」とその根拠・結論を共有し、互いに深めあう授業を大切にしています。
その考えを共有するツールが、iPad、そして各教室に完備しているモニター・プロジェクターです。
今学期は、8月に研修を受けたロイロノートの新しいツールである
「シンキングツール」を早速取り入れ、授業の充実を図っています。
この日の授業では「ごんぎつね」の学習で、
「ごんと兵十の心は通じ合うことができた?」というめあてのもとで、
その根拠となる部分を探し、班で考えを深めあった後、
クラス全体で共有しました。
班で話し合うときは、友達のカードを共有しながら、
ピラミッドチャートの根拠の部分をより詳しくしていきます。
どの班も積極的に意見を交わし合い、
テーマについて、考えを深め合うことができていました。
教室には、これまで学習した内容を掲示してあり、
登場人物の心情を振り返りながら、
自分の考えた根拠の部分を確認し、話し合いが進みました。
班で共有しあった後は、クラスでの共有です。
自分たちの考えを根拠をもとに、しっかりと説明することができました。
これからAIやテクノロジーの進展により、
仕事の質は大きく変わっていきます。
その未来を生きるために求められる力も大きく変化し、
学びの質も変わる必要があります。
「調べる」「話し合う」「根拠を持って説明する」「協働する」。
本校では、21世紀スキルの育成を念頭におき、
子どもたちが社会で活躍するために必要な力を
小学校から育成していきたいと考えています。