こんにちは。副校長の龍です。
2年生が1年生の教室で音読発表を行っていました。
「1年生に喜んでもらえる!」と2年生は大喜び。
順番を待っている子どもたちに「マスクをしているから、声をはっきり出したほうが良いよ。」とアドバイスすると「はい!」と目を輝かせながら返事をしてくれました。
読み終えた後、1年生から「ありがとうございました!」と大きな拍手をもらったとき、2年生は達成感でいっぱいの表情を浮かべていました。
昔、敬愛高校の2年生が全国大会のプレゼン発表で、「幸せになるための3つの幸せ」という内容を発表していたことを思い出しました。
「人が幸せと感じるためには、3つの幸せの種類があります。
1つ目は、できるようになる幸せ。
2つ目は、(他者から)してもらって得る幸せ。
多くの人がこの2つが幸せの条件と思いがちですが、
実は『3つ目の幸せ』が人にとってとても大切なのです。
それは、人のために行動して得る幸せです。」と発表していました。
学校の先生は、子どもたちのために一生懸命頑張ることで、達成感を得て自分自身の幸せに繋がります。お医者様だったら患者さんのために。お家の人だったら、子どものために。
誰かの喜びのために行う行動は、自分自身の喜びとなって帰ってくるものです。
2年生にとって、この音読発表は、学びの発表の場だったかもしれませんが、自分の心が温かくなる心の成長の場にもなったことと思います。
2年生の皆さん。とっても上手な発表でしたよ。学習発表会に向けて、また頑張りましょうね!