敬愛小学校では、
ICTを使った授業を
さらに前に推し進めていけるよう教員研修を行っています。
教員には一人一台iPadが貸与され、
職員間の連絡は、ペーパレスでiPadで行っています。
また、いろいろな教室にてプロジェクターを使えるように設定し、
iPadの画面をワイヤレスで接続し、
パワーポイントの投影や教材提示、児童のノートのシェアなど
有効活用しています。
そのいくつかの教室を紹介します。
6年生の国語の問題演習では、
問題文を投影し、ピンチアップして、
指示語がどこに結びついているのか?
また、「30字で答えよ」という問題では、
実際に一緒に30字を数えながら、
解説を行っていました。
3年生は杜甫の「春望」音読を練習し、
先生がプロジェクターで解説をしていました。
すると一人の児童が、
「先生、どの行も漢字が5文字あります!」と発表してくれました。
先生は、中学校で学習する漢詩のことにも触れながら、
みんなで暗唱に取り組みました。
英語の授業は、全ての時間で、
電子黒板「Bigpad」やテレビモニターを使い、
デジタル教科書を使用しています。
モニターに電子ペンで書き込んだり、
並び替え問題をタッチパネルで操作したりと
視覚的にもとらえることができるよう工夫しています。
ある日のこと。
3年生がiPadを使ってロボットプログラミングを行っていました。
それぞれのiPadを使って、Bluetoothを使って無線接続します。
そのプログラミングのヒントとなるアイデアを
先生がホワイトボードに投影していると、
それを記録しておこうと、
数名の児童が、iPadのカメラ機能でパチリ。
新しいプログラミングのミッションがでたときにヒントにしようと
撮影したのでしょうね。
学んだことを次に活かそうとする姿勢をもち、
iPadを自分のツールとして使いこなしている3年生でした。