こんにちは。校長の龍です。
今日は新潮劇院の皆様をお招きして、「はじめての京劇」鑑賞会をアリーナにて行いました。
京劇は日本における「歌舞伎」のように中国を代表する伝統演劇です。
ドラがジャンジャンと鳴り響く中、派手なメイクと豪華な衣装でお芝居が披露されます。
西洋では「チャーニーズ・オペラ」とも呼ばれているそうです。
今回のリーフレットを子どもたちに案内したところ、「どんな劇なんだろう」と興味津々の様子でした。
午前中は6年生のワークショップタイムです。
午後からの本番にも登場する6年生に、手や指の動かし方、刀を使っての動作など細かな動きを教えていただきました。
そしていよいよ午後のステージのスタートです。
最初に京劇の紹介ときまりごとをご紹介いただきました。
俳優が注目してほしいポイントで楽器の音に合わせてピタッとポーズを決めて止まったとき(見得を切ったとき)は大きな拍手を送って「好(ハオ)」と掛け声をかけることを教えていただきました。
まずは1つ目の演目、「覇王別姫」では、項羽と劉邦の戦いのワンシーンから項羽をなぐさめる虞姫の剣舞を披露してもらいました。
迫力ある剣舞に、子どもたちの拍手と「ハオ」の掛け声が止まりませんでした。
続いて三国志から馬超と張飛の戦い「二将軍」を披露してくださいました。
美しい姿と戦場での勇猛さから「錦馬超」とも呼ばれていた将軍・馬超と、劉備の弟分で暴れん坊の張飛が一騎打ちするシーン。
迫力いっぱいの舞台にみんな釘付けでした。
終了後に1年生が、「校長先生。楽しかった〜〜」と感想を聞かせてくれました。
ご参観いただいた保護者の方からも「校長先生!とても良かったです!」と感想をお寄せいただきました。
新潮劇院の皆様。素晴らしいステージをありがとうございました!
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