こんにちは。6年担任の西岡です。
本日もJICA九州の方にご来校いただき、スリランカと中継をつなぎ学習を進めました。
スリランカでは以下の3つが大きな課題となっているそうです。
① 社会安定に向けたサービスの充実
② 少子高齢化
③ 環境汚染
最初に現地のJICAで働かれている清水さんから話を伺いました。清水さんは上記の①の中の、とくに障害のある方の就労支援をされているそうです。当初スリランカでは、障害者と企業をつながるルートがなかったため、日本でいう現地の役所がパイプ役となって就業支援につなげる活動をされているそうです。
そんな清水さんから、「社会的に弱い立場にいる人達の意見やニーズを、どうすれば正確に把握して協力することができるか」という宿題をもらいました。
みなさんならどのような解決方法を考えますか?
次に協力隊員の南さんから上記の③について話を伺いました。
スリランカでは、街中や観光地にゴミが多く、国内の場所によって環境に対する意識が異なるそうです。ゴミが蔓延すると新たな感染症も発症するため、現地の人々の意識改革が必要だそうです。日本はごみ処理場などの設備が充実しているため、ゴミが街中にあふれることは無いですが、私たちがスリランカのゴミ問題に対して、どんな支援ができるでしょうか。
さて、JICA九州の方に来校していただき、3回にわたりJICAの仕事・アンゴラとスリランカの現状について教えていただきました。各国で色々と支援が必要な中で、私たちには一体何ができるでしょうか。
その難しい課題に対して、解決策を今後6年生が考えていきます。次回はその解決方法をJICAさんに発表する予定です。子ども達の柔らかい頭を使って、解のない答えに挑戦していく姿が楽しみです。