こんばんは。校長の龍です。
4年生の宗教の授業では、「老」をテーマにして、カルタを使った授業が行われていました。
お釈迦さまは「人生は苦である」として、「生・老・病・死」の四苦を示されました。
確かに、生まれたからには誰しも、老・病・死を背負って生きていかなければなりません。
若い時には平気だったのに、体力が続かないなど、日常のふとした時に自分の老化を痛感することがあります。
今日の授業では、カルタを使って、お年寄りに伝わりやすい言葉や行動についてみんなで考えました。
カルタをとったら、裏に書かれてある文を読んでみんなに共有します。
「ゆっくりはっきり言ったらつたわりやすいね」
「早口になるとつたわりにくい人が多いです。相手のペースに合わせて、ゆっくりはっきり話すと伝わりやすいですね」
人はついつい自己中心的なものの考え方になりがちです。
カルタを通して、お年寄りの立場になってものごとを考えるきっかけになったのではないでしょうか?