こんにちは。校長の龍です。
授業を見て回っていて、5年生の教室に入って見学させてもらいました。
この時間の授業は、社会科の授業で「情報を伝えるメディアにはどのような特徴があるのだろうか?」というめあてのもとで、シンキングツールの座標軸チャートを使いながらその特徴比較が行われていました。
まずは、自分のアイディアを書き出していきます。
iPadに書き込んでいる児童もいれば、ノートに書き出している姿もみられました。
iPadにBluetoothキーボードを接続して打ち込んでいる姿やiPadのバーチャルキーボードで入力している姿も見られました。
自分が使いやすいツールを自分で選択して、意見をまとめていました。
先生が「○○を使って提出してね」と指示を出すのではなく、この時間のゴールに向けて自分自身で方法を選択しながら進めていく姿が印象的でした。
自分で意見をまとめた後は、意見交流の時間です。
自宅からZOOMで参加している児童もいましたが、「○○の方法で意見交流してください」と先生が伝えるのではなく、「どうやって自宅から意見交流しようか?」と尋ねられ、意見交流の方法も自分たち自身で考えさせていらっしゃいました。
社会人になれば、ツールを自分で選択して、自分の意見を他者に伝えることが求められます。
本校では、大人と同じように、自分たち自身でゴールに向かう方法を考えさせて、学びを進めていきたいと考え、授業研究を行なっています。