2021年9月5日日曜日

双方向型オンライン授業の紹介

こんばんは。副校長の龍です。

先週、オンラインイベントの講師の一人として、本校の双方向型のオンライン授業の事例をご紹介しました。

どの自治体・私立学校もデルタ株拡大の影響で2学期の開始について、様々な手法をとり、子どもたちの「学びを止めない」よう工夫をして取り組んでいらっしゃいます。

このイベントはオンライン授業の事例を紹介することで、検討中・実践中の学校の参考になればと緊急開催することとなりました。

3日間のWEBのみの募集にも関わらず、なんと短時間で満席になり、150名に増席したのちも、満席に。全国の先生方の関心がとても高いことが伺えました。


私からは本校で行なった2020年3月2日から6月14日までの第1期のオンライン授業、そして、今回の8月30日から9月12日までの第2期の取り組み、そして、いつオンラインに移行してもいいように準備を進めてきた内容を合わせてご紹介しました。

第1期はほとんどの先生がiPad1台での授業実践でしたが、第2期は多くの先生が2台以上の端末を用いて授業を進めています。



1台は授業進行のためのロイロノート用。
もう一台は、子どもたちの表情を確認するZOOM用です。
先生たちのiPadも新しく準備し、Apple pencilで細かな指示ができるようにしました。


3台のデバイスで授業を進行する先生もいます。
児童の表情を見ながら進めていくための工夫の1つです。


また、子どもたちの話し合い活動を促すために、プロジェクタとデジタルシンキングツールを使って授業を進行したり、ブレイクアウトセッションを使って話し合い活動を行ったりと、授業内での工夫も講演の中で紹介しました。



先生の中には、ソフトを使って、ロイロノートの中に先生が登場する工夫も。
双方向型のオンライン授業のメリットの1つに、「先生・友達と繋がっている」という心理的な安心につながるという点をあげることができます。



通常の授業もそうですが、オンライン授業にも様々な授業方法があります。

いつ新しい変異株が猛威を振るって、臨時休校になるかわからない世の中です。
本校では、これからも効果的なオンライン授業の事例を先生たちとともに研究を進めていきます。